藍染め【誠和(Seiwa) 紺屋藍 KONYA-I】でTシャツやタオルを染めてみた。
百貨店などで目にする藍染め。
綺麗な色に惹かれて足を止めるけど購入するとなると敷居が高い、なんてことはありませんか?
私の場合、毎回素敵だなとは思いつつもお値段を見て”やっぱり良いものはお高いな”となり、その場を離れていました。
それでも大河ドラマ「青天を衝け」で俳優さん達が来ていた着物や何気なく肩や頭ににかかけていた手拭いなどのキレイな色を見るととても気分が良かったです。
でも、藍染のTシャツは一枚1万円はする高価なものというイメージがあります。
”だったら、染めてみう!”ということで、色々調べ今回使ってみたのがこちら↓
実際藍染めをするにあたり手順を見るため、色々なブログや動画も検索しましたが、断トツでこの商品を使っている方が多かったです。
この記事では藍染めをするにあたっての準備や手順、そしてどのように染まったかを紹介して行きます!
結果、言うほど手も掛かり過ぎないし、実際程よく面倒な感じでした!
(注:最高に褒めてます!)
そこでまず、染められる物はないかチェックし、家で眠っている白いユニクロのTシャツ他や綿の白いものを集めてみました。
※染まる素材は、綿、麻、シルク、レーヨン、ウールです。
結果、これらのTシャツ、キャミソール、ガーゼハンカチ、タオルの他に下駄箱の中でうっすら変色してしまった白のスリッポン💦を染めてみることにしました。
藍染めをキレイにするポイント
既製品は表面加工してあるものが多く、染める前に布に付着している不純物を取り去ることで、濃くムラなくキレイに染まります。洗濯するだけでも良いのですが、中性洗剤で煮る洗いすると、より効果があります。
藍染めをするにあたって準備するもの
紺屋藍 藍溶解剤 ゴム手袋 藍止め剤(必要に応じて)マニュアル →ここまではパッケージに入ってます!
染めるもの 菜箸(私は割り箸を使用しました) 新聞紙10〜20枚 沸かしたお湯
A.藍液用の7〜8リットルの水の入るバケツ(水5リットル入れておく)
B.水通し・仕上げ洗い用のバケツか洗面器(水8分目まで入れておく)
※他に私は気になるので、お風呂場にビニールシートを敷きました。
藍染めをする手順
①ゴム手袋を(必須!パッケージに入っているもので不安な方は、お家の厚手の物を)して、Aのポリバケツに紺屋藍を入れて菜箸などでかき混ぜる。
②藍溶解剤を混ぜながら入れて溶かし、20分放置する。
※私はこの間に巻き上げ絞りに挑戦しました。(※マニュアルに12種類の技法のやり方が乗ってます)
割り箸に無印の布カバンを被せて折りジワが均一になるようにし、下からゴムをくるくる巻きます。
裏を返して余分な割り箸を切ります。
輪ゴムが足りなくなったのでアクセサリーを作るときに使うゴムテグスで代用しましたが、そのほうがキレイに仕上がりました!
バックだけは先に結果を貼っちゃいます!
上の小さな丸だけがテグスで巻きました。
③染める物をBのバケツに5〜10分浸けて軽く絞ります。
④藍液の中に入れ、3分間揉みます。※藍液から染めるものが出ないようにしましょう。この時点ではまだ黄緑っぽい色です!
(因みに3分間計るのが面倒臭いので、私は音楽をかけてそれを目安にしていました。なので、今回の完成品はきっちり3分で染まってません💦)
※巻き上げ絞りをしているので、カバンに関してはゴムが外れないようにそーっと触っていましたが、それだと底まで液が行き届いていませんでした😱
でも、これはこれでいいかな。
⑤取り出してBのバケツの水に潜らせてから、新聞紙に挟んで水分をよく取ります。
⑥輪ゴムなどを外し、広げて空気にあてると、緑色から藍色に変わります。
⑦よく水洗いした後、熱めのお湯でよく洗って絞り、広げて乾かす。
色落ちを防ぐ処理
❶容器に3リットルと藍止め剤を1ビン入れてかき混ぜます。
❷仕上げした布を広げて3分間入れます。
❸絞って広げ、乾かす。
因みにタオルが水をたくさん吸うので、藍止め液が全て吸収されてこんなことに💦
藍止め液に入れる順序はその辺を考慮したほうが良さそうです。
今回染まった物
タオル
ガーゼハンカチ
スリッポン
キャミソール
Tシャツ
Tシャツとキャミ合わせたらすごく可愛いかも!
後ろも
正直、自分で染めて着られなくなるかも!?
とも思いましたが全然!!
かえって白だと可愛すぎて着れないけど捨てられないキャミが着れるようになりました👌🏻
靴は新品と間違われましたし、全体にある多少のムラも変化があってかえっておしゃれな気がします。
晴れた日のおうち時間、お家に眠っている物を素敵に復活させてはいかがでしょうか✨